少しセンチメンタルな気持ちになりましたが、バスは進みます。
下北半島を陸奥湾沿いに西に進み、到着したのは港。
脇野沢港フェリーターミナルからフェリーに乗り、
今度は津軽半島へと渡ります。
約1時間の船旅を終え、津軽半島に到着。
陸奥湾は夏頃はイルカが入って来て、よくフェリーの波で
遊んでいる姿が目撃されるそうですが、
この季節はもうイルカはいませんでした。
蟹田港フェリーターミナルから今度は日本海側を南へと走ります。
途中、大平山元遺跡などの説明を聞きながら到着したのは
弘前市立佞武多館です。
青森では「ねぶた祭り」と言い、弘前では「ねぷた祭り」。
違いは色々あるみたいです。掛け声とか。
因みに、青森県ではこのお祭りは色々な所で行っているみたいなので
廻ってみるのも面白いかもしれません。
大きな建物ですねぇ~。と思い入っていくとなるほど。。。
伝わりますでしょうか?
こんな大きな物が中にありました。
高さで言うとビルの4、5階分はあるでしょうか。
これを引いて町を練り歩くわけです。
邪魔となる電柱は地下に張り巡らされ、
信号機も90度曲がり歩道側に折られます。
引き手の掛け声は最高潮、準備は万全。
「なんぴとたりとも俺の前を走らせねぇー!」
私が子供の頃に見たカーレースのアニメで、
主人公の口癖を思い出しました。
ご存じない方はすみません。。。
しかし、あれ?
こんな大きな物どうやって外に出すの?
いちいち分解して外で組み立てるの?
と思った私、ならびにこれを読んでいる皆様。
ご心配なく。実は壁が開きます。
1階~4階の壁が開くのです。
文面では伝わらないので、
立佞武多館のHPに動画が載っていますのでそちら
をご覧ください。こちら⇒立佞武多館
私の世代はマジ〇ガーZやガ〇ダム、マク〇スなど
ロボット系のアニメが多く、男心をくすぐられます。
機会があれば一度見に行ってみたいものです。
その後、太宰治記念館「斜陽館」に行きました。
正直。豪邸です。この辺りの大地主で、
ものすごくお金持ちだったそうです。
私のひがみ根性が出てしまい写真を撮るのを忘れました。
だっておかしくないですか?
普通、蔵というものは敷地内にありますよね。
母屋とは別の場所に蔵って建ってますよね。
母屋の中にはありませんよね。
それがあるんです。。。
二つも。。。
蔵が。。。
母屋の中に。。。
圧倒されました。。。
ガイドさんの説明が頭に入ってきません。。。
和風と洋風が合わさった感じです。
家父長制の時代であったので、家長と長男だけ座敷に
入れたそうです。
そこで毎食二人で食事をしていたそうです。
その座敷は、他の部屋より一段高く造られていました。
仏壇もすごく大きいです。太宰家は浄土真宗だそうです。
斜陽館を出ると。あれ?あれれ?
隣の家もこれまたご立派なお屋敷。
これも太宰さんの関係?と思い職員さんに聞いてみると
全く関係ないそうです。
こちらのご自宅はニシン漁の網元さんだったそうです。
それからホテルに帰ります。
浅虫温泉です。
最終日。
ホテルを出て弘前市内の観光です。
まず最初についたのは禅林街(禅林三十三ヶ寺)です。
長勝寺から延びる長い道路の両端にお寺が並んでいます。
長勝寺は古い造りですが、両端に並んでいるお寺は
綺麗です。新しいです。。
ガイドさん曰く、各寺競い合っているようで、
絶えずどこかのお寺が工事をして綺麗にしているそうです。
その後、弘前城を見学しました。
現存する日本最北端の天守です。
桜がとっても有名ですね。
約50種類の桜が2600本植えられています。
「弘前さくらまつり」
は国内外から約200万人訪れるそうです。
観光が終わり、昼食を取って青森空港に行きました。
名残惜しいですが2泊3日の青森研修は終わりです。
多くの事を学ばせていただきました。
最後に私事ではありますが、
青森の料理はとても美味しかったです。
まだまだ書ききれないことがいっぱいありますが
永遠と続いてしまいますのでこれで終わらせて頂きます。
機会があれば皆様もぜひ青森県に!!