曹洞宗

曹洞宗

曹洞宗は、お釈迦様より歴代の祖師方によって相続されてきた

「正伝の仏法」をりどころとする宗派です。

禅宗の一つであり、今から約八百年ほど前の鎌倉時代に、

道元禅師どうげんぜんじ」が正伝の仏法を中国から日本に伝えました。

その後、第四祖である「瑩山禅師けいざんぜんじ」が全国に広められ、

「曹洞宗」の礎を築かれました。

曹洞宗では日常生活のすべてが修行であり、

禅は悟りの実践であると捉え、

坐禅を修行の中心に据え、坐禅の姿そのものが仏の姿として、

只管打坐しかんたざ(ただひたすらに坐禅を行う)を基本としています。

道元禅師どうげんぜんじ瑩山禅師けいざんぜんじこのお二方を両祖りょうそと申し上げ、

御本尊「お釈迦しゃかさま(釈迦牟尼仏しゃかむにぶつ)」とともに、

一仏両祖いちぶつりょうそ」として仰いでいます。

福井県の「永平寺えいへいじ」と横浜市の「總持寺そうじじ」が両本山となります。

永平寺寺紋 久我山竜胆こがやまりんどう

總持寺寺紋 五七桐ごしちぎり